スポンジモノリスとは?

スポンジモノリス(SPM)はすでに工場レベルで製造されている汎用のポリマー材料(エチレン-グリシジルメタクリレート共重合体)を熱混練によって柔軟な多孔性の分離基剤としたものです.SPMは従来の分離基剤より遥かに大きな5μm〜数百μmサイズの巨大貫通孔を持つ高通液性分離剤であり,バイオ不活性なポリマーで構成されています.さらにSPM基剤表面には反応性に富むエポキシ基が存在するため,多種のタンパクリガンドや官能基を容易に結合し,高選択性の分離剤とすることができる次世代の分離基剤です.

物理的・化学的な特徴

分離の特徴と性能

タンパクリガンドの結合

スケールアップ