スポンジモノリス(SPM)はすでに工場レベルで製造されている汎用のポリマー材料(エチレン-グリシジルメタクリレート共重合体)を熱混練によって柔軟な多孔性の分離基剤としたものです.SPMは従来の分離基剤より遥かに大きな5μm〜数百μmサイズの巨大貫通孔を持つ高通液性分離剤であり,バイオ不活性なポリマーで構成されています.さらにSPM基剤表面には反応性に富むエポキシ基が存在するため,多種のタンパクリガンドや官能基を容易に結合し,高選択性の分離剤とすることができる次世代の分離基剤です.
(a) 407 mm o.d., (b) 30 mm o.d.
SEM image (× 500)
反応性のエポキシ基を含むPEGM 【poly(ethylene-co-glycidyl methacrylate) 】や酢酸ビニル構造を持つEVA【poly(ethylene-co-vinyl acetate)】,その他多くの熱可塑性ポリマーを原料として巨大貫通孔をもつモノリス分離材が作製可能です。